神奈川県立 藤野芸術の家 に行ってきまし

 今年2005年6月、神奈川県津久井郡にある「神奈川県立 藤野芸術の家 (ふじのげいじゅつのいえ)」にお友達に誘われて行ってきました。

 前から行きたいと思っていたのですが、車に乗らない私にはちょっと不便なところで、なかなか行かれずにいました。
 誘ってくれたお友達は何度か家族で行ったことがあるとのこと、お友達と旦那様、それに息子さん&うちの子と私の5人で車で向かいました。

 場所は、神奈川県津久井郡藤野、国道20号線「日連入口」から県道76号線に入り約5分のところにあります。電車だと、JR中央本線の「藤野駅」からバスで10分の「芸術の家」で降ります。

 「藤野芸術の家」では、陶芸、木工、ガラス工芸体験ができます。
 1つの大きなスペースが土の工房・木の工房・自由工房の三つにスペース分けされていて、「土の工房」では陶芸と絵付けが、「木の工房」では木のおもちゃやレターボックスなどが、そして「自由工房」では、サンドブラストが体験できます。
 最初に何をやるかを受付で材料セットを購入して、工房に向かって自由に好きなところに座って作業しはじめます。事前に予約は要りませんが、団体さんは必要みたいです。
 子どもたちは木でパズルを作りました。ママ二人はサンドブラストです。お皿とコップ(キャンドルの入れ物)があり、好きなものを選べます。私とお友達はコップを選びました。

 何人か係りの人が点在していて、それぞれ仕事をしながら、質問に応対してくれます。質問すると丁寧に教えてくれますが、はじめっから、あーしなさい、こーしなさいというのはありません。壁に作り方が書いてあるのですが、それ読んで解る人はさっさと作り始めていいんです。それがすごくよかったです。
 お友達はここにくるたびにコップをサンドブラストに挑戦しているそうですが、毎回違った柄に挑戦して楽しんでいるとか。私は初挑戦でしたが、お友達が一緒だったので助かりました。

 見本作品を見ながら、最初に柄を決めて、色付きコップに自分で決めたデザインになるようにシールを切って貼り、そこに、専用の機械で細かな砂を吹きつけることで、ガラスを曇りガラス風に傷付けます。シールを貼ったところだけが、曇りガラス風にならずにそのまま残り、柄になります。
 もっと吹きつけ続けると、本来のガラスの透明な部分が見えてきます。
 途中でシールを貼ったりはがしたりすると、奥行きのある柄ができてキレイなんです。

 慣れている人はその特徴を生かしてものすごい作品を作っていたりするわけですが、私はまあ初挑戦ということで、カンタンな柄に挑戦・・・カンタンといえば、そう、もちろんクローバーとてんとう虫ですね!
 クローバーは、クローバー型のパンチがあったので、それを使いました。てんとう虫は○を組み合わせて・・・。

 それにしても、サンドブラストの機械(こんな感じのやつです→ http://potato10.hokkai.net/~vierge/sandblast.html)を使っての作業は楽しい!あっという間に曇りガラスができてしまうのも感動します。吹きつけ自体はなんのワザもいらなくてカンタン。子どもでも出来ます。はまりますよ。

 うちの子は木工が終わったあとに小さな皿で挑戦したのですが、最初に皿の上にガラスペイント用のペンで絵を書いて、乾いたらその上に一面に砂を吹き付けるという特にカンタンな方法を選んだのでとても楽しかったようです。

 皆様も是非お試しあれ〜。

 藤野芸術の家のホームページはこちらです!  http://www.din.or.jp/~fart/


                                                        (chifuyu)