chima na tabiiiiii



              すごいぞ!問屋街!! 〜 チマナタビ around  日暮里


 チマコラムでCHIFUYUさんが歌っている日暮里にやっと行って来ました!!近くて遠い日暮里の地。チマに目覚めなければ一生降り立つことのないと思われる、日暮里にCHIFUYUさんと二人で行ってきました。
 日暮里の駅って意外と小さいのねえと感想を漏らしつつ、手には現金を詰め込んだ財布とサイトから印刷した繊維問屋街マップを持って、イザイザ!!
 ここから問屋街スタートと思われる交差点で、「ZAKZAK 新装オープン記念。何でもメーター100円セール」という大きな看板に釣られ、まず入った一軒目が「ZAKZAK」
小さい店舗でしたが、値札に関係なく何でも100円とのことで、緊張気味に布を吟味。まだ一軒目で、どれくらいの値段が「買い」なのか?今、買うべきなのか?いろいろ悩みつつも、「今日のチマタビは、日暮里駅出発で鶯谷駅に抜ける道をたどるので、後戻りは基本的になし。欲しい物はそこでゲット!」を合言葉にとりあえず2〜3種購入。「安いのか、いいのか判らないけど、とにかく買ってみるか」という冒険的な滑り出し。ちなみに生地の素材については不明。夏物冬物入り乱れでいろいろありました。
最初の交差点まで戻り、地図にマークした店を探しつつ歩き出しました。2車線の道路を挟んで両側に生地屋さん・洋品店が並びます。街灯には「布の道」というフラッグもついていて、地域振興に頑張っている商店街と言う雰囲気です。お店に行けば立派な地図ももらえます。業者さんでない、一般のお客さんにも広く小売してもらえる問屋街です。
 次に向かった店は「パキラ ニット館」。とてもかわいい生地がいっぱいでしたが、ニット地を縫う技量が私たちにはまだないと思われるので、見るだけでした。犬用の服がたくさんありました。ペット用にニット地なのねーと勉強になりました。次は「ウインク」。メーター売りしますとサイトにあったので覗いてみましたが、購入はなし。
 続いてちょっと道を戻り、横道にそれた所にあった「安田商店 5丁目店」へ。もー、生地が山盛り!目移りして、アドレナリンがドッと出てくるのがわかります。店の外には安め(メーター380円から)の生地が出ていて、店内にはルシアンなどサイトで見かけた生地などもまとまってありました。カット生地も山盛りでした。かき分けかき分け、お互い自分好みの生地をゲット。最近思うことは、CHIFUYUさんの買う生地はどれもチフユカラーだし、私の買うのはCHIFUYUさん曰く、「MIWAさんらしいねー」の生地で、これも個性というか、服の好みなんかと一緒ですね。面白いです。安田商店の生地をカットする器具?は初めて見ましたが、壁にメジャーがありゼロ地点と1m.地点に長釘が出ていて、そこに生地の耳を引っ掛けて縦に鋏を入れてカットします。「うーーーん。問屋さんだー!!」と感心して見てきました。ちなみにこの方法だと、生地の目が曲がらずにカットできるそうです。お店の方とちょっとお話して、問屋街の地図をもらいました。
 安田商店を出てまた問屋街の中心の道路に戻り、散策。次は角地にある「やまよ」へ。店の外にあった生地の山に雑誌「フィメール」のワンピースの生地を発見!その他にもかわいい生地が山盛り。副材料もいろいろあり、生地の他にボタンやレースも購入。店内も見やすく明るいお店でした。
その後は、「奥山」「服地のアライ」などを見て、「エレガンス」へ。エレガンスはパキラと同じ経営のお店ですが、こちらはリバティープリントやインポート高級服地がいっぱいで、目の保養をさせてもらいました。2階はオーダーメイドの洋服やさん風な生地がたくさん。とてもとても手が出せない雰囲気でした。「いつか行くのだ!!ヨーロッパチマタビ!」と、二人で誓って店を後にしました。
 この先は繊維街でも中心的な場所ではないかと思います。生地やさんがドドッと並び、目移りするし、次も見たいしで少々興奮気味。中でもとにかく目を引くのがトマトの大きな看板。まずは「トマト ノーション館」。ボタンなど副材料・ビーズ・リボンなどがありました。続いて「トマト アーチ館」。一階入ってすぐに「激安コーナー メーター100円」。もう満員電車状態にお客さんがぎゅうぎゅうです。その中から、反物を抜き取り選んで、カットに並び、強面のおじさんにカットしてもらって購入。カーテン地(幅が私の背より長い。2m.くらいあるのかな?)も、100円で。まさに激安です。びっくり。でも生地の素材は教えてもらえません。激安ですから。
 続いて隣の「トマト 本店」へ。ここも1階は100円激安コーナーがあります。アーチ館と同じ生地もありました。こっちのカット台は若いお兄さん3人でした。(あ、そういうことは関係ないですね)既に相当の生地を購入していますが、でも、100円でもかわいい生地があって、また反物を抜き取りカット台へ。アドレナリン噴出も少々収まり、店内散策。naniIROの生地や、サイトで売り切れになっていた生地などもありました。ダブルガーゼの生地が欲しかったので見に行くと、あるある!かわいいのが!「ダブルガーゼの生地欲しかったし。買うつもりだったから・・・」と誰に言うでもなく、自分に言い訳してまたまたカット台へ。CHIHUYUさんだって負けていません。もう誰にも私達を止められません。何を作ろうか考えながら、生地の山を物色するのは、本当に楽しい!!
肩に食い込む布の重さを感じつつ、エレベーターで5階まで昇り各階を偵察。もう、買わないつもりが、また反物を持ってカット台へ・・・バッグの持ち手や、小物製作用レースなども購入。やっぱり「トマト」ですよ。ここに行くだけに日暮里に来てもいいでしょう。かなり混んでいるので、こういうところは子連れでないほうがいいですね。お互いストレスになりますから。トマトだけでもかなり購入してしまいました。まだまだ欲しい生地もあったけど、いい加減にしないとと、自らを諌めて店を後にしました。
そろそろおなかも空いたし後は散策して帰るかと思ったところで、トマトの写真を撮るのを忘れて少し戻り、通りの向こうから写真を撮りました。で、振り返ると、また「100円コーナー」の文字が私達を誘惑。ちょっと見てみようと入った店が「HAPPY 2号店」
 100円コーナーは欲しい布がなかったのですが、他の棚は半額で、CHIFUYUさん生地ゲット。私は、帽子用のテープとバック用の持ち手になりそうな固めのテープなどを購入。ちょっと計り売りに疲れ気味のお店のオジサンとちょっと話すうちに、オジサンが「このテープ、丸ごとを1000円でいいよ。」と言い出し、少々交渉の末、欲しいテープだけ、巻きで買うことにしました。計って売るより、もう丸投げで売っちゃいたかったんじゃないかと思います。交渉して値切って買うなんて、海外でのお買い物みたいで楽しかったです。
 もうさすがに帰ろうということで、あとは店に入らず商店街を通り過ぎ、通りの途中で右折し、鶯谷駅目指して歩きました。地図では近そうに見える鶯谷駅でしたが、結構離れていました。駅近くのマックで腹ごしらえをして、ザックリ戦利品の計算。家族には言えません・・・
 こんなに楽しい日暮里。今度はいつ来られるかな〜。

【東京日暮里繊維卸協同組合サイト】
http://www.netlaputa.ne.jp/~nippori/
このサイトに加盟店紹介・繊維街マップ・大売出し情報などいろいろ載っています。
行く前には、要チェックサイトです。

【↑ここに載っていないお店 「ZAKZAK」】
03-3801-9091


  (日暮里駅を出てすぐ、「日暮里繊維街」の案内板が。)

 (通りから少し外れた所にある、メーター100円ショップ「ZAKZAK」。)

 (「パキラ ニット館」)

 (「安田商店5丁目店」も、通りから少し外れた所にあります。)

  (通りを見たところ。向こうに「やまよ」が見えます。)

 (「やまよ」はここ。)

  (「奥山」)

 (日暮里繊維街・総本山、「トマト」)

 (「トマト」インテリア館の中)

 (「トマト」のショッピングバッグ。)

 (CHIFUYU戦利品の一部)

(MIWA戦利品の一部)

 (おおよその地図)



2004.5月  MIWA



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