COLUMN
チマイングアム
エンジョイ!チマ in GUAM


 


 11月から乾季となるグアム。年末の気候は東南アジアとは思えないほどカラッとしていて、最高でした。
 宿泊したのはタモンビーチのパシフィック・アイランド・クラブ(PIC)。施設内にはいくつものプールがあって、しかも、ホテル前に広がるプライベートビーチはタモン湾とは思えないほどの美しさ。なまこもいないし、魚がたくさん泳いでいて、子供たちはスライダープールやシュノーケリングに大騒ぎでした。
 そんな中、プールサイドで水着を着ながら帽子を被り、チマチマしている2人を発見。「本当に好きなんだなあ」と思うと同時に、なにもグアムのプールサイドでまで、と思ってしまった私でした。
 チマチマ2人組はその後も、グアムのあらゆる場所でチマチマ。家族のみんなが寝静まると、ホテルのトイレで便座に座ってチマった人もいたようです。圧巻は帰りのグアム国際空港。午前3時過ぎに出る便で出発まで2時間あまり。そうしたら、空港内のファーストフード屋に陣取り、チマチマ。しかも何も頼まず。
 2人が空港チマしている向こうにはきらびやかなDUTYFREESHOPが見えました。ふつうの観光客は最後の買い物なのに、買い物には目もくれず、チマする2人。子供たちはというと、チマな母親に相手にされず、ゲームボーイに夢中。結局、待つこと2時間、ほとんど会話もなく、片やチマ、片やゲームボーイ、ちなみに私は水割りチビチビで過ごした二家族だったのです。
 これゾ、チマ中毒!!
 気をつけよう、チマチマ家族の会話なし。

                                                SHUNJI 


かなしいできごと・・・。

 
 楽しいことだらけのグアムでしたが、唯一の心残りは「ベンフランクリン」。
 事前の調査で、グアムに「ベンフランクリン」という日本のユザワヤのようなところがあると知りました。手芸用品に関してはグアムでナンバーワンの品揃えで、日本で600円もするアメリカ製の刺繍の図案もなんと1ドルだというのです。「外国っぽい生地なんかもあるのかしら」とママたちは大興奮!地元の人しか行かない店らしいのでカードが使えないかもと、現金をいつもの3倍用意したのはMIWAさんです。
 それほどまでに楽しみにしていたベンフランクリン。なのに行かれなかったのです!結局!いや、行くには行きましたよ。レンタカーも借りて準備万端だったんですから。
 最初に行こうと思ったのが3日目の12月28日。プールに入ったあと15時に出発しようとして、念のため日本人コンシェルジュに確認したのです。そのコンシェルジュ、わざわざ「ベンフランクリン」に電話をしてくれたのですが、「今日は15時までですって。明日も10時から15時までだそうです。」との返事・・・がっくり。営業時間が短いんだなあと思いつつその日はあきらめました。
 そして翌日、最終日の29日。イルカツアーから戻ってすぐ「ベンフランクリン」へ出発!イルカツアーの行き帰りのバスの中からも場所はばっちり確認しておいたので、なんなく到着。ところが入り口が・・・入り口が閉まっている!!看板には「棚卸の為、28日は午後3時まで。29日はまる1日お休み」と・・・。ぼーぜんとしました。話が違う!中に人がいたので、入り口まで手招きで呼び、「はるばる日本からきてこれでは国に帰れません!お願い!入れて!」と頼みましたが答えはNO。「じゃ、せめて中を見るだけでも」とのお願いもあっさり断られました。ドアのガラス越し、奥の方に何やら雑貨や生地らしいものが見えました。でも、でも、私たちは、ただだまって帰るしかありませんでした・・・。
 その後、なぐさめに、地元の生地屋に2件寄って帰りましたが、ママたちの心の隙間が埋まることは決してありませんでしたとさ。

                                                CHIFUYU


                                       
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旅行記
4泊5日の旅の記録はこちらです。




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